”強い自分” ”完璧な自分” 以外は認められないあなたは自己愛性パーソナリティー障害かも
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人間関係に悩む方の中に、”自己愛性パーソナリティ障害”の気質をお持ちの方がいらっしゃいます。
自己愛性パーソナリティ障害を簡単に説明すると、「自分は特別な存在である」と、自分自身を過大評価してしまう人のことです。
自分自身の才能や能力を「他人に評価されたい」という欲求が強く、他人よりも優れているという感覚を求めてしまう傾向があります。
「仕事でこんなに業績をあげた」「自分だけ特別な待遇を受けた」「有名人と知り合いだ」
自己愛性パーソナリティの方は、このような”マウント”をとる言動が多いため、会社の同僚や友人から避けられてしまう方も少なくありません。
また、自分が見下される・傷つけられるようなことに対して過剰に反応する特徴もあります。
「妻が冷たいせいであしらわれた気分。だから傷ついた(傷つけられた)」
「夫の言動一つで私はイライラさせられている」
自分より年下に指示された(仕事を振られた)という事は、自分の事を見下しているに違いない。
このように些細なことにも過敏になってしまい、パートナーや周りの人を傷つけてしまう場合も。
その結果、”モラハラ”と判断され、家庭では離婚や別居、職場では居場所がないと感じる事や離職もあるかもしれません。
結果、自分自身を苦しめる危険性もありそんな発展は避けたいですよね😢
自己愛性パーソナリティ障害には遺伝子が関係していると言われていますが
中には幼少期の苦い経験や過去のトラウマが原因となっている方もいらっしゃいます。
幼いころに親からの愛情を感じられずに育った場合、感情をコントロールするのが苦手になってしまい、自分を否定されることに不安を感じるようになります。
その不安を払うため・自分を守るために「優越感」を得ようとしてしまうのです。
過去のトラウマを背負っている方は、自身を守る手段として「強い自分」を作り上げてしまいます。その結果、人を見下すような言動をとる方もいるでしょう。
自己愛性パーソナリティを治すには、自分の性格や考え方、人との接し方について学び理解し、感情のコントロール方法や時には人と距離をとり自分が楽になれる ”人との関わり方” を身につけることが大切です。
難しいと感じるかもしれませんが、はじめはみんな初心者です。
できない自分を受け入れられないあなたは今までもきっと見えない所で努力を重ねてきたはずです。
目標に向かって努力できるというのはあなたの素晴らしい才能です✨
トレーニングすることできっと自分も大切な人も傷つけずに過ごせるようになりますよ💖
カウンセラー 渡部