ADHDかもしれない ーパートナーとの付き合い方ー

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「夫が忘れっぽくて疲れる…」

「何度も言ってるのに約束の時間を守ってくれない…」

パートナーに対し、こんな不満を持っている方はいませんか?

 

もしあなたのパートナーに

・注意力が散漫で、何事も集中力が続かない

・何度指摘しても忘れっぽさが直らない

・じっとしているのが苦手で、いつも落ち着きがない

このような特徴が当てはまったら、もしかしたらお相手は”ADHD”の気質があるかもしれません。

 

ADHDとは、簡単に言うと”不注意”や”多動性”がみられる発達障害のことです。

生まれつき小さいころに強くみられる気質ですが、大人になっても悩み続ける方も多くいらっしゃいます。

ADHDのパートナーと一緒に暮らしていると、「あれ?」と戸惑うことがあります。

たとえば、ゴミ出しをお願いしていたのにすっかり忘れていたり、家を出る時間に間に合うように準備できなかったりなどがありますね。

世間一般の「大人だったら当たり前」にできることが、ADHDの方には難しかったりするんです。

 

中にはパートナーの気質疲れを感じてしまい、”うつ”や体調不良を起こしてしまう、なんて方もいらっしゃいます。

このような状態は「カサンドラ症候群」と呼ばれ、場合によっては離婚や別居に発展してしまうことも…。

 

ADHDの方と上手に生活していくためには、パートナーの特性をよく理解し、受け入れることが大切です。

「忘れっぽさ」や「落ち着きのなさ」、「衝動的な性格」があることに向き合い、嫌だったことや「変だな」と思ったことは、根気よく伝えていく必要があります📣

また、ADHDの方の中には、生きづらさを感じていながらも「ADHDである」と自覚していない方もいらっしゃいます。最近では大人の”隠れADHD”なんて言葉も耳にしたことがあるかもしれませんね。

 

本人が自分の特性を理解していなければ、注意障害や衝動的な行動を抑えるのは難しいかもしれません。

逆に、自分の特性に気づいてもらうことで、本人だけでなく一緒に暮らしているあなたも楽に生活できるきっかけになりますよ✳️

ADHDは生まれつきの障害ですが、自分の特性と上手に付き合って生活している方はたくさんいらっしゃいます。

大切な人と楽しく生活していくためにも、パートナーのADHD気質を理解し、受け入れてあげることも必要です🤲💚

 

そしてなにより、ここまでパートナーと向き合ってきたあなたはよく頑張っています👏

ご自身を労わる事も忘れないであげてくださいね💐

 

ご自身やお互いだけで解決が難しい場合は、疲れてしまう前に気軽に相談してくださいね。

 

カウンセラー 渡部