怒りも落ち込みも全て自分で選択している

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知りたくない事実を告げると、〈怒ること〉も〈落ち込み続けること〉も〈やりたく無い仕事をしている〉のも、実は全て自分が選択しているのです。

怒りたくないのに自分で選んで怒っている!?

好きでずっと落ち込んでいるわけじゃない

と思うかもしれません。

 

では、まずその理論をお伝えします。

私達の行動には「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素が存在しています。

その4つを前輪駆動車のタイヤに例えるなら、「行為」と「思考」が前輪、「感情」と「生理反応」が後輪です。

前輪はハンドルを動かすことで向きを変えることが出来ますが、後輪は方向を変えることはできません。

つまり、「行為···行動」と「思考···頭の中の考え、イメージ」を変えれば自然と「感情···イライラや落ち込み等」や「生理反応···不眠・頭痛・動悸など」も変わっていくのです。

例えば、恋人に振られて落ち込んでいる。

このまま落ち込み続けるのなら、私に魅力がなくて他の人の方を選んだと思い自分や相手を責める(思考)、寝込んでご飯も食べない(行為)という選択肢を取ると思います。すると、クヨクヨコースにハンドルを切り勝手に涙が溢れてくる(生理反応)現状が起きるでしょう。

逆に回復コースにハンドルを切る人は喪失感で落ち込んでいるけれど、カーテンを開けて陽の光を浴び思いっきり背伸びをしてみる。(行為)思い出すと涙が出てくる、だけど恋人と離れたくないからと言って背伸びして歩いていたらいつか疲れてしまうだろう。クヨクヨしていたって始まらない、もっと素敵な女性になって彼を後悔させてやる!(思考)

もちろん落ち込み続ける事が悪いわけではありません。人によっては時間をかける事で気持ちが整理され回復に向かうこともあります。

嫌な気分を感じることは避けられませんが、どれくらい落ち込み行動し続けるかは自分で選ぶ事が出来るのです。

カウンセラー  渡部