結婚ってこんなはずじゃなかった
こんにちは🌼
お酒とおしゃべりがだいすきなカウンセラーの田村です。
「結婚生活ってこんなはずじゃなかった。」
何度この言葉が頭をよぎったかわかりません。
わたしは現在、カウンセラーとして日々多くの方とお話ししていますが、実はわたし自身、結婚生活の中で大きな壁にぶつかった経験があります。
結婚して最初にぶち当たる壁は、「他人と一緒に住む」ということでした。育った環境も違えば、生活リズムも考え方も違う。それなのに「夫婦なんだからわかり合えるはず」「夫婦なんだからこうあるべき」というわたしの理想は、気づけば相手への要求や押し付けばかりになっていました。
「〇〇の方が良いんじゃない?」
「なんで〇〇してくれないの?」
「どうして分からないの?!」
そんな言葉を繰り返してはケンカになり、泣いては仲直りし、またぶつかる。結婚式や新婚旅行という華やかなイベントを経ても、数日間新婚夫婦を楽しんだ後、わたしたちの日常はすぐに現実に戻り、約2年間、心の中はいつも落ち着かないままでした。
そして、結婚して2年が経った頃。
正直もう疲れた💦とこの時期はお互いが限界を迎えてたと思います。
わたしの中で「事件」と呼んでいる大きな出来事がありました。(この出来事については、気になる方はぜひ直接お話しさせてくださいね……)
そのとき本気で「離婚するか、このまま続けるか」を考えました。もし継続するなら、わたし自身が変わらなければ無理だと痛感したのです。
わたしの中で大きかったのは、「夫婦だからわかり合うべき」という思い込みを手放すことでした🤝
夫婦であっても他人であること。だからこそ、伝えないと伝わらないし、違っていて当たり前で、その違いを責めるのではなく「どうしたらすれ違わずにいられるか」を考え続けることが大切だと気づきました。
ただこの思い込みを手放すのは、なかなか難しく今でも葛藤している最中です。
そしてもう一つは、「相手を変えることはできない」ということ。変えられるのは自分の言動だけだとわかったとき、初めて少し相手に優しい気持ちで向き合えるようになったのです🫧
とはいえ、正直に言うと、いまだにケンカもするし、泣く日だってあります。でも、その度に「どうして泣いたのか」「本当はどうして欲しかったのか」を自分に問い直し、小さな歩幅でも夫婦で向き合い直す時間を持つようになりました。
最近はどっかーん!と感情を爆発させて話し合いを始めるのではなく、月に1回程度お互い疲れが溜まってない日にサクッと話し合いの時間を設けています🌙
今、わたしがカウンセラーとして「夫婦関係で悩む方」のお話を聴くとき、偉そうなことは言えません。「わたしも、まだ途中です」と思いながらいつも聴いています。それでも、経験してきた試行錯誤や涙や葛藤が、相談に来てくれた方の背中を少しでも押せることがあるのなら、結婚生活の苦しかった時間にも意味があったのかもしれないと思えるのです🕰️
もちろん、何事もなく夫婦分かり合えて幸せ!という結婚生活が羨ましい、、、と他所を見て感じてしまうことは今もあります。ただ結婚生活は、「幸せになるための通過点」ではなく、「幸せを感じるために育てていく時間」なのかもしれません。
わたしも、いまだにその途中にいます。また最近も大きな壁が目の前に出てきて、乗り越えるか、一回壁の前で止まるか、ぶつかってぶつかって壊すか、悩んで足踏みしているところです🐾
もし結婚生活の中で苦しさを感じているのなら、一度友人でもない、家族でもない、【カウンセラー】に自分の思いを吐き出しに来てくださいね🌿