カウンセリング→精神科→警察。メンヘラ最大火力の恋愛を振り返って思うこと②
執着は、いつか終わる。メンヘラ最大火力の恋愛を振り返って思うこと①
こちらからの続きです。
物を投げたり、大声で叫んだりするのは
「わかってほしい」「私の気持ちに寄り添ってほしい」
という思いからでした。
なので(なのでというのも、おかしいのですが…)
彼が私の思い通りに行動してくれないこと、欲しい言葉をくれないことで
どんどんネガティブになり、気持ちが乱れていきました。
ささいなことで不安になり、穏やかに過ごせる時間のほうが短くなっていったのです。
最初に、カップルカウンセリングを受けてみることになりました。
ブログでは何度か話題にしていますが、
この時に出会った尊敬するカウンセラーの先生との出会いが
大きなきっかけになり、今の私を作っています。
カウンセリングでさまざまな新しい視点を得たことで、
私が自分自身と向き合っていけば、
彼と良い関係を築けるかもしれないと思いました。
この考え自体は間違っていなかったと思いますし、
そのとき自分側に矢印を向けることが出来た自分にも、
そう促してくれた先生の存在にも、感謝するばかりです。
しかし、そこからスムーズに良い方向に転換したわけではなかったのです。
彼はこのカウンセリングの考え方とマッチせず、
私だけがカウンセリングを続けていくことになりました。
学びを進めていったことで良くなっていった部分もあれば、
お互いのコンディションによってやはり時々言い合いになったり、
一歩進んで二歩下がる、といった調子だったのですが
結果的には、私が心理カウンセラーを目指すようになった事がきっかけで、
彼との関係性は再び崩れていったのです。
(詳細は省きます。未熟だったなぁと思います)
関係が悪化した先で、次に提案されたのは精神科でした。
絶対おかしい、絶対なんか病気とかあるから、
診てもらったほうがいいよ、と。
私はその提案が正直ものすごく嫌でした。笑
私のせいだっていうの?
あなたのせいで病んでるんでしょ、
あなたの言動が私を不安にさせるんでしょ。
私はカウンセリング受けたりして頑張ってるのに。
あなたの方がおかしいよ。そっちこそ改めてよ。
と思っていました。
頭のおかしい女、という扱いをされることが辛くて
元カノのことも「頭がおかしい人だった」と言っていたので
私のこともどこかでそう言っているんだろうなと思い、
強烈な不安感に襲われました。
泣いて拒絶しながらも、
「俺もおかしくなってるから。一緒に診てもらおう」
と諭され、しぶしぶ納得し、仙台市内のメンタルクリニックに行くことに。
しかし、そこでも事件(?)は起きてしまいました。
実際に彼が取った態度は、
「自分は付き添いです。彼女を診てやって下さい。
彼女のこういう部分は、家族のことや過去のこういうことが原因でおかしくなったんだと思います。
彼女の言動で自分は困らされていて…」
というものでした。
騙された、と絶望しました。
家族のことを悪く言われたこともショックで、
おじいちゃん先生の前で、さめざめ泣きました。
薬を飲むかどうか聞かれましたが、心境としてはそれどころではなく、
保険の営業マン時代の無駄な知識も残っていたので、
「こんなくだらないことで診断歴や処方歴が残るなんて冗談じゃない」
と咄嗟に考え、断りました。
「すみません…たぶん薬は違うと思って…健康ですし…
この人とのこと以外では、本当に普通なんです…平凡なんです…
せっかく診察してくださったのにごめんなさい…」
みたいなことを泣きながら訴えた記憶があります。
(恥ずかしすぎる…)
泣きながらクリニックを後にして、帰り道で別れ話になりました。
さらに事態はこじれ、警察のお世話にもなりました。
細かい部分や事情が複雑なので割愛しますが、
一緒に事業をおこなっていたことから、
周りの人間関係にも影響が生じ、トラブルに発展したのです。
その頃には、お互いがお互いを
「自分に対して強い悪意を向けてくる相手」と認識していたため
第三者を介入させないと恐ろしいことになる、と感じていました。
警察の皆さんは、こうした民間トラブルには慣れた様子でしたが
(今となっては時間を割かせたことを本当に申し訳なく思っています)
客観的な事実を整理しながら、
「とにかくあなたたちは関わらないようにして、距離を置いて下さい」
(それ以上は介入できないから)というスタンス。
そして…今でも強烈に覚えているのが
「あのね、何であんなくだらない男に関わるの!
ほんとバカバカしいよ!冷静になりなさい!!」
と、女性警察官の方に怒鳴られたこと。
(なんで私が怒られなきゃいけないの…)と思いながらも
ハッキリと、冷や水をかけられた感覚がしました。
次回に続きます😊


