興味のないプロ野球観戦に足を運ぶ理由。その行動は自分の人生にどんな影響があるのか
オーナー兼カウンセラーの佐々木です。
突然ですが、私はプロ野球に全く興味がありません。
セ・リーグとパ・リーグの違いも最近まで分からなかったし、
「盗塁」「送りバント」「エラー」などの概念も、ふんわりとしか理解できていません。
ところで皆さんは、趣味はなんですか? と聞かれて、
すぐに答えられる趣味をお持ちでしょうか?
カウンセリングに来られる方の中には、
「趣味がありません」と答える方がとても多くいらっしゃいます。
趣味がない、といった言葉からは、
さまざまな“病みやすい”環境や状況が想定されます。
①職場と自宅の往復で日々を過ごしている。
②①の原因が激務や残業過多によるもので、そもそも睡眠時間も不足気味のため、体力も落ちてしまっている。
③①の原因が気力ゲージの目減りによって行動力が落ちているものの、スマホだけは長時間見てしまっている。
④何に対しても関心が持てない、元々は趣味があったのにやる気になれなくなったなどのうつ状態・抑うつ状態。
⑤他者との接点がないため、コミュニケーション欲求が満たされない。
⑥新しい情報にアクセスする機会がないため、好奇心が満たされない。
他にもいくつか浮かびますが、おもに上記のようなことがネガティブ要素として挙げられます。
とはいえ、掘り下げていくと“貯金が趣味”といった方もいらっしゃるので、
一概に〈趣味=雑誌で特集されるようなカルチャー的なもの、アウトドア的なもの〉といったわけでもありません。
寝るのが趣味、食べるのが趣味、恋愛が趣味…といった方も、
一般的な話題としての「趣味はなんですか?」の問いかけに対して答えづらい感覚があるかもしれませんね。
さて、私にとってのプロ野球観戦は、いわゆる趣味の枠に入る行動選択ではありません。
それどころか、どちらかといえば元々は野球という文化自体がうっすら苦手でした。
人格破綻者でも実力さえあれば乱暴者が跋扈しても許される風土(時事問題に言及しているわけではありません)への苦手意識が強いこと。
俗にいう「人前で野球と政治と宗教の話はするな」という、話題に出すときの緊張感。
また、私自身が運動神経がヤバすぎるほど鈍く、学生時代は体育の授業が大嫌いで、
運動部の面々は体育のできない生徒に対して当たりが強く、
運動能力によるスクールカースト形成によって最下層のエタヒニン扱いだったことにより、
そもそも“スポーツ・運動”という概念に対する怨恨のようなものが渦巻いていたのです。
※野球を好きな方がこの記事をご覧になっていたら大変申し訳ございません。
全て私の個人的な感性による誤解と歪んだ価値観による過去の穿った見方なので、現在は価値観が改善されています。
アニメ作品においてもスポーツものは見たことがないという徹底ぶりで生きてきたため、
スポーツが特別好きというわけでもないけどオリンピックぐらいは見る…という比較的ニュートラルな価値観の方が、プロ野球観戦に行ってみたら結構面白くてハマった、といったことは起こりうるのかもしれませんが、
もはや忌避してきた私のような人間が何度観戦に行っても心の底からハマるということは無いように感じています。
ちなみに初観戦は1年前で、通算で6~7回行っています。
話を主軸に戻しますが、では私にとってのプロ野球観戦は、趣味枠ではなく、何枠なのか?
プロ野球観戦に行く、という行動は、私の人生にどんな影響をもたらす枠なのか?
答えは、
「他者とのコミュニケーションツール」が8割、
「育ってこなかった感性を開花させる可能性」が2割です。
というのも、楽天球場に足を運ぶようになって気付いたことがものすごくたくさんあって
・世の中に野球好きな人は実はかなり多い
・仙台市民(宮城県民?東北民?)はめちゃくちゃ楽天球場に来ている
なかでもこの2つのインパクトが大きく、
人と話すときのきっかけや共通言語としてかなり便利に使えるものが人生に入荷されたな…と感じています。
ガンダムを初代から見始めたときの感覚に近い。
※ガノタ(ガンダムオタク)は人前ではガンダムの話題を控えがちなので、普通に生きているとインパクトに気付きにくいです。
相変わらず観戦中は試合自体に面白みを見いだせる感覚がいまいち持てずにいますし、
「辰己涼介選手の守備範囲がすごいみたいだな」ということぐらいにしか着目できていませんが
私の人生に、楽天女子たちと観戦に行くという楽しいイベントが生まれるようになり
中継に野次を飛ばす野球おじさんである夫との会話のネタも増え
野球好きな人に「最近観に行った試合がどうのこうの」という切り込みが出来るようになりました。
私は対人関係、人間関係の構築の中でも
“無難な会話”がもっとも苦手分野なので
便利なツールをゲットしたな、と思っています。
私にとってのプロ野球観戦は、そういう枠です。趣味ではない。
何か新しいことがしたいなと思ったときに、
「趣味にできそうなこと」「好きになれそうなこと」は必須条件ではない、ということです。
ちなみに私の本来の意味での趣味は、
テレビゲームとハロプロアイドルの応援です。
長年の趣味なので、語らせたらかなり長くなります。
興味のある方は、ぜひカウンセリングルームで。笑
暑い日が続きますので、ご自愛ください😊