なぜモラハラをしてしまうのか②
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この心理を抱く性格に「自己愛性パーソナリティ障害」があります。
自己愛性パーソナリティ障害の気質がある方は、「自分は人から認められるべきだ」と、自分が特別な存在であるという感覚を持っています。→だから自分が乗り越えられない困難に当たった時は、〈できない自分〉を受け入れる事ができず、手が付けられない程落ち込んだり、怒りの刃を向けてくるのですね、、、
パートナーを見下すような言動によって優越感を得たり、感謝や尊敬が感じられないと怒りを感情のままにぶつけ攻撃的になる場合もあるでしょう。
また、人より優位に立ちたいという心理が働く背景には、「自己肯定感の低さ」が関係することもあります。
モラハラする側は強気な言動をする反面、実は自分自身に劣等感やコンプレックスを抱いていることが多いのです。
「こんな自分だから自分の弱さを見せると離れていくのではないか」
「ボロを見せたら責められる(存在を否定される)のではないか」など
自己肯定感の低さや劣等感から逃げるために、パートナーを言葉や暴力で支配しているだけなのです。
「アダルトチルドレン」や「HSP」の気質がある方は自己肯定感が低い傾向にあり、モラハラの原因となる方もいます。
「自己肯定感の低さ」「人より優位に立ちたいという心理」
この特徴はモラハラする側の多くに共通しています。
そして、モラハラする側がこのことに自分で気づかなければ、改善することは難しいのです。
離れていく怖さゆえに、その感情を相手にぶつけても関係性が良くなる事はありません。
自分がやっている言動は相手との距離を縮める為のものなのか、一呼吸おいて考えられるように
なれればいいですね。
モラハラの解決には性格や過去と向き合う必要があり、夫婦だけで解決するのは強い意思が必要でしょうし、快感原則に忠実なわれわれ人間には非常に難しい所があります。
一人で抱え込まず、取り返しのつかない状態になる前にカウンセリングの場を活用し、まずは相談してみて下さいね。
あなたを苦しめる考えを手放す手助けになります!あなたは決して一人ではありませんよ。
カウンセラー 渡部