結婚に向いていないが、孤独な老後は怖い。結婚は愛情でするべきか?孤独死を免れるためのリスクヘッジ?【お悩み一問一答/回答者:佐々木】

 

お悩み

✦ さしみ(SE/30代)

自分は結婚に向いていないと思います。
一人の時間が必要だし、毎日誰かと生活するのが想像できません。

でも老後を考えると不安があり、孤独死のニュースを見ると怖くなります。
孤独だけは回避したいと思ってしまいます。

結婚は愛情でするものなのか?リスクヘッジでするものなのか?とぐるぐる考えています。
婚活をしたところでうまくいくイメージもありません。

親はもうあきらめているのか何も言ってきません。
20代の頃は聞いてきていたのに…と思うとそれもなんかちょっと悲しい感じです。

仙台ハートフルカウンセリング お悩み一問一答

【佐々木】が答えます

回答

リスクヘッジで結婚したっていい。大事なのは相手への思いやり

>自分は結婚に向いていないと思います。
>一人の時間が必要だし、毎日誰かと生活するのが想像できません。

結婚をしたことのない人の「結婚に向いていない」については、
食わず嫌いのようなもので、ネガティブなイメージが先行しすぎています。

1人の時間が必要な人でも、共同生活の経験がない方でも
結婚自体に向かないわけではありません。

「結婚」という言葉のさす範囲を拡大解釈しすぎています。

>でも老後を考えると不安があり、孤独死のニュースを見ると怖くなります。
>孤独だけは回避したいと思ってしまいます。

孤独死のニュースがなぜ流れるのか考えたことはありますか?

私は、孤独死の不安がマスメディアで共有される仕組みについては
「先進国……!」「資本主義国家……!」と思っています
(長々とくだを巻くことになるため、理由は割愛します😂)

そもそも結婚する=孤独死が避けられるという保証が持てる訳ではありません

漠然と
結婚すれば、配偶者を持てば、配偶者との間に子供を持てば、
そのうちの誰かは自分の老後を支える役割を買ってくれるだろう
最後を看取ってくれる人員が確保できるだろう
……というようなイメージを持っていませんか?💭

そんなことは、ない!
と思ったほうが良いです

配偶者が老後まで添い遂げてくれるかどうかは
その日その時に愛情や絆が壊れずに続いているか
といった積み重ねによるもので

結婚したとしても、途中で離婚してしまえばそれまでで

離婚しなかったとしても
「こんな夫・妻と一緒に居たくない!面倒なんて見たいはずもない!」
と思わせてしまえば、結婚していたとしても孤独死はあり得ます

子どものことなんかも特にそうで、
自分の親が、自分の子どもを介護要員ないしは看取り要員にするために
自分をこの世に呼んだと考えたくはないのが
子ども心でもあり

親からの関わり方ひとつで
死に目にすら会いたくない認定されてしまうことだってあります
親子関係、親子の絆は、親子であるだけで頑丈だというふうには
親側が振りかざしてはいけないのです

結婚、老後、孤独死……を
一直線でつないで考えている価値観自体を
見直すことをオススメします💡

>結婚は愛情でするものなのか?リスクヘッジでするものなのか?とぐるぐる考えています。

そういう意味で、そのぐるぐるは
潜在的に見直しに入っているのかもしれませんね🤔

結婚した先にある努力や工夫の必要性がぼんやりと見えていて、
リスクヘッジのための選択肢としては手出しのコストがかかりすぎるのでは……
という矛盾のようなものに気付いていらっしゃるのかもしれません

愛情や信頼なくして人生を預け合うことなどできるはずもないと
個人的には考えているところです

>婚活をしたところでうまくいくイメージもありません。

ここでやっと!副題に触れたいです

リスクヘッジのために婚活(結婚)をしたい
というのは全然ナシではないと思っています

先ほどの意見と矛盾していると感じるかもしれませんが

「孤独な人生を送りたくないから結婚がしたい」
と考えている人は決して少なくないはずで

むしろ婚活のメイン層と考えて差し支えないかなと

同じ目的で結婚を目指す相手とマッチングさえすれば

そこから先は思いやりをもってお互い支え合っていく
お互いの人生を尊重し合うパートナーとして、自分たちの結婚のスタイルを探していく
という非常にシンプルな話なのではと思います

その結婚は何モク(何が目的)ですか?という部分が合致さえすれば
結婚の形はいくらでもカスタムできる、という考え方はいかがでしょう

別居婚やDINKSなど、現代における結婚の形は
社会の変容とともに多様化しています

あなたの求める幸せな人生の形に
ぜひ同行したいです、というパートナーを探すこと
そんなパートナーに自分が差し出せる思いやりの形を探すこと
というのが本質的な婚活ではないでしょうか

愛情や信頼は相手と向き合って育てるものです
こちらばかりが考えていても、前に進みませんね

(自己完結グセのある自分にも言い聞かせています!😂)

>親はもうあきらめているのか何も言ってきません。
>20代の頃は聞いてきていたのに…と思うとそれもなんかちょっと悲しい感じです

最後にこの部分

それは、そう!笑

親が子どもに対して
「そろそろ良い人はいないの?」「孫の顔が見たいなぁ」
と言ってしまうアレは
もはや何かのハラスメントとして定義されていそうですよね

アップデート意識のある親ほど、こういった不用意な発言は控えると思いませんか?

結婚と縁遠そうな様子の子どもが30代を迎えているならなおさらです
親としての子どもに対するふつうの気遣いの一つです

結婚してあなたという子どもに出会えたことが
幸せだったなぁ、良かったなぁ、良い人生を選んだなぁ
と考えているからこその問いかけですよ

あなたもやらないの?いいもんだよ?という
推しのコンテンツを布教する時と同じテンションなので

押しつけがましさでうっかり傷つけないように
ストレスを与えないように、布教をやめているわけです

悲しむことではぜんぜんありません

「たまには結婚とか子どもとか聞いてこないの?」
と逆にたずねてみて下さい

何らかトンチキなリアクションが得られると思います😂

 

 

この記事を書いた人

佐々木 美月

佐々木 美月
承認欲求や不安から相手を疑い、支配しようとして人間関係を壊した経験があります。心理学や脳科学の学びをもとに、感情が生まれる背景や思考・行動のパターンを図解と言語化で整理し、本音を出せない方や人間関係を安定させたい方へ、現実的な変化につながる方法をお伝えしています。