母を差し置いて私ばかりが幸せになっていいの? 30代からの母娘の距離感【お悩み一問一答/回答者:渡部】

 

お悩み

✦ やん (女性/30代)

いつもブログ拝見してます。

30代になってから、母親との関係に悩んでいます。

父が数年まえに亡くなり、まだ若い母が地元に1人になってしまいました。

私が母の人生を楽しいものにしなければ、しっりしなきゃという思いがあり、

数年は旅行など計画して楽しく過ごすことができていましたが最近それが疲れて苦痛になってきました。

私自身最近結婚したことで、自分が幸せになった反面、母に申し訳ないような思いがあります。

生きがいがないとか何を老後の楽しみにしたらいいのかと言われると責められてる気分になります。

母といると喧嘩になることも増え、田舎特有の親戚からの孫早く産みなさいのムーブにも

苦しい気持ちになることがあり、最近は実家に帰るのが億劫になってきました。

私が幸せになるほど、私が母から離れたことで母が悲しんでいるのでは、

母は私と2人で田舎で暮らしたいのではと思ってしまうこともあります。

言語化がなかなか難しいのですが、30代をすぎて母との関係に悩む場合の気持ちの

持ちようはどのようにしたらよいでしょうか。

 

仙台ハートフルカウンセリング お悩み一問一答

【渡部】が答えます

回答

必要以上に親の人生を背負わなくて大丈夫。相手の荷物(課題)は本来ある場所へそっと返そう

やん様、いつもブログを見てくださりありがとうございます。

とても嬉しく、励みになります💗

やん様はお相手の気持ちを深く察して行動ができる強くてとても優しい心をお持ちの方なのですね。

お父様が亡くなられてから数年間、お母様のために旅行などを計画してこられた行動力

本当に素晴らしいなと思います。

でも、その優しさ故に無意識にご自身を犠牲にして、頑張りすぎてしまわれたのかもしれませんね。

>自分が幸せになった反面、母に申し訳ない

そう思ってしまうのは、何もしていなくてもそれだけお母様のことを気にかけている証拠です。

だけどね、やん様。「自分が幸せになること」に罪悪感を持たなくていいんですよ。

やん様がお母様の人生の責任をすべて背負う必要はありませんし、

お母様の人生の課題は本来はお母様自身のものなのです。

「生きがいがない」「孫はまだか」

こうした言葉を自分への評価や責め言葉として正面から受け取ってしまうと、ダメージを負いますよね。

そんな時は、言葉の受け取り方を少し変えてみるといいかもしれません。

これらは

「あなたを責める言葉」ではなく、『相手がただ言いたくて言っている(独り言のようなもの)』

と捉えてみるのです。

 「生きがいがない」

   ⇒「私が構ってあげなきゃ」ではなく、「ちょっと退屈だから娘に甘えて寂しさをアピールしたいだけかな」

 「孫早く産みなさい(親戚の言葉)」

   ⇒「私の意見は尊重されないんだ」「私は親不孝なのか」ではなく、「田舎特有の定番の挨拶(世間話のネタ)として

深い意味なく言っているだけだな」

こうして「主語」を自分から相手に戻してあげると、「あ、私は責められているわけじゃないんだな」と、少し心が軽くなりませんか?

実は私も、過去に母との関係性で悩んだ時期がありました。

母の思うような反応をしなかった時、「アンタは敵、育ててやったのに」と嫌味を言われたこともあります。

当時は「もう限界だ!」となり、思い切って「しばらく連絡を取るのを休むね」と伝えて、

物理的にも心理的にも距離を置いたんです。

まずは徹底的に「自分を大事にする」を意識して過ごしました。

すると数ヶ月後、久しぶりにきた母からの連絡は、なぜかトゲが抜けて言葉が柔らかくなっていたのです。

『自分が自分を大切にして緩むと、不思議と相手も緩むんだ』

これは私にとって大きな衝撃でした。

まずは自分の「愛情のタンク」を満たしてあげること。自分が満たされて心の余白ができると、

不思議と「あ、ちょっと連絡してみようかな」と自然に思えるタイミングがやってきます。

だから、必要以上に、親の人生の責任を負わなくて大丈夫。

 相手の荷物(課題)は、本来ある場所へそっと返してあげましょう。

後ろめたさを手放して、まずはあなたが全力で幸せになること。

あなたが幸せに生きる姿を見せることが、巡り巡ってお母様が自分の足で立っていくきっかけにも繋がりますよ。

まずはご自身の心を一番に、

「自分を犠牲にしてまでやらなくていい、ホントよく頑張っていたね○ これからは私に愛情を向けてあげよう、ありがとう」

と優しい言葉とやん様の強みの行動力でたくさん労ってあげてくださいね。