発達障害グレー✕「良い子でいなきゃ」という魔の組み合わせ

心理カウンセラー兼オーナーの佐々木です。

恋愛相談、メンヘラ・モラハラ気質に悩んでいたり、人に依存してしまう、感情に振り回されてしまう方。

過去の私について振り返りながら、今の私について知っていただければ幸いです。

青葉区落合「お食事処 むらい」の煮込みカツ丼。半分持ち帰りました

私は自分のことを、発達障害グレー(かなりADHD寄り)だと感じています。

 

この単語自体が昨今はトレンドですよね。

メディアやインターネットで情報に触れやすくなったことにより、
模範的社会性とのギャップで起きる「やらかしあるある」が共有されていたり

発達障害ではない≒定型発達、については定性的な基準が設けられていて

幼少期に診断された経験をもつクライエント様も多くいらっしゃいます。

定型発達」とは、子どもが年齢に応じた発達の道筋を、一般的な範囲内でたどっている状態を指します。身体的・認知的・言語的・社会的スキルなどが、平均的なペースで成長していると見なされる場合、「定型的(typical)」な発達とされます。

定型発達の「基準」は、主に発達心理学や小児医学で定められた発達段階に基づいています。たとえば、1歳頃には歩き始める、2歳前後で言葉を話し始める、などが一つの目安です。これらは「発達のマイルストーン」と呼ばれ、各年齢で多くの子どもが達成することが期待される発達の目印です。

ただし、発達には個人差があるため、「数ヶ月〜1年程度の幅」は許容範囲とされています。そのため、少し早かったり遅かったりしても、専門家による評価で問題がないとされれば、それは定型発達とみなされます。

 

私は未診断のため、あくまで自分の経験を振り返ったり

実用書や一般的なチェックリストなどの情報をさらう中で

「いや、それ私なんですけど…」と思ったことがたくさんあるというだけなのですが

 

皆さんの中にも、

何となく、そんな気はしてるけど、わざわざ診断をもらいに行くほどじゃないし……

(でも、生きづらい!社会からは明らかにズレてる!)

(診断したところで、何になるの?)

(ていうか、医療機関の予約もぜんぜん取れないし!)

…という方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ちなみに、カウンセリングルームでは診断書の発行が出来ないため

仮に診断上そうだとして、あるいはそうじゃなかったとしても
どう考え、どう行動したら、快適に生きていくことが叶うのか?

ということを、私はとにかく追求して考えながら皆さんに問いかけています。

連れ合いが頼んだソースカツ丼。おそらく今回の“正解”はこっち。完成度がすごい!

そこで、表題の件。

発達障害グレー(未診断、あるいは気質としては一部当てはまるが、基準には到達しない)

「良い子でいなきゃ(=愛されない、認められない)」

生きづらさやネガティブな感情、メンタルの乱れを経験され、

なんらか検索をしてこのブログに辿り着いていただき、

あるいはカウンセリングを実際に受けに来てくださるクライエント様の半数近くが、

この組み合わせを抱えて生きてこられているように感じています。

 

かくいう私も先述した通り、自分自身がグレーゾーンかもしれないと疑っていますし

(具体的には、多動症、衝動的な思考や言動、忘れっぽさ、
0-100思考、過集中だったり注意散漫だったりなどです)

「結果や実績を出せる人間でなければ見捨てられる、見下される」という認知の歪みを持っていました。

 

私は今でも仕事(経営)のことになると、自責をするし、ネガティブで臆病で

対人耐性が基本的に低く、変なところでふざけようとしてスベったり

恋愛ともなれば、基本は自信がなくて不安がりで
おまけにヤキモチ焼きの面倒くさい女でしかありません。

仙台駅構内の北海道物産展で買ってきた生ドーナツとアップルパイ。カロリーの高いものは美味しい✨️

たかだか人間だもの

と思って生きるようになりました。

人間は感情面も含めて個体差が大きく、
それぞれの欲求のツボが違うことによって能力も当然異なる…と私は思っています。

例えば佐々木は「好奇心」を満たしたいという欲求が強いため、
新しいことを探す方法をたくさん思いついたり
思いがけない出来事や変わった環境に対するストレス耐性が高い、といった特性を持っています。

その一方で「安定的でありたい」欲求については欠けているため、

リスク回避や安全を担保するための知恵を絞る、という能力は伸びにくく
計画性も育たなかったので、貯蓄が苦手だったり

旅行中も行き当たりばったりで勿体ない時間の使い方をしていたりします。
(飛行機で行くような距離の土地に行き、ラーメン屋とパルコに寄ってあとはホテルで寝ていた…など)

欲求の高さ=能力の伸びしろ と考え、

苦手分野を挽回しようと取り組むことは都度挑んだり諦めたりしながら、
楽しめる生き方に自分を持っていく、ということがオススメです。

 

今後のブログでも、ADHD特有のあっちこっちに話題が飛んで終わる記事をお楽しみください。

それでは、またカウンセリングルームで🌙