夢を叶えることに成功して家族もいて、恵まれているはずなのに満たされません【お悩み一問一答/回答者:佐々木】
何のために頑張っているのか分からない
✦ 海沿い(自営/50代)
ここ数年、「何のために頑張っているんだろう」と考える時間が増えました。
仕事はそれなりに順調で、家族もいます。
周囲から見れば恵まれている方だと思います。
でも、自分の中に達成感がありません。
若い頃は、「成功したい」「認められたい」という気持ちで走ってこられました。
実際、ある程度は叶ったと思います。
でも、目標だったはずの場所に来ても、満たされません。
最近は休日になると何もやる気が起きず、ただ時間を潰しています。
趣味も続きません。昔はワクワクできたことに心が動かなくなりました。
年齢的なものなのか、燃え尽きなのか、それとも贅沢な悩みなのか分かりません。
ただ、「このまま死ぬまで同じ毎日なのかな」と考えると、急に怖くなります。
回答
大前提、人生に目的なんてない
まず「何のために頑張っているか分からない」問題ですが
これはハッキリ申し上げて、人生の大前提です
むしろ、今までそれを感じてこなかったとしたら
海沿いさんの人生は、平均から見てかなり濃密です
目標設計に長けている方なのか、夢を描けるタイプだったことで
たまたまこれまでは直面してこなかったのですね
これは私の個人的な考えですが、人生にデフォルトの目的はありません
強いて言えば、動物としての「死なないこと」という本能的な軸はあるかもしれませんが
人生は自分の判断で始めたわけではないので、目的がないのが当たり前で
私たちは等しく親の意思によってうっかり招かれてしまったゲストなのです
※個人的な価値観です😂
話題を少し変えます
出世欲が強く、高いポジションに就いている方が
カウンセリングに来ることは、実は珍しくありません
起業家や経営者、中間管理職などの役職者の方など
個人カウンセリングだけでなく、夫婦カウンセリングでもよくお会いします
そんなシゴデキ(仕事がデキる人)の皆さんとお話していて
出世すれば出世するほど、褒められる機会は少なくなる
という苦しさについて、聞かせていただくことがありました
成功される方に共通する気質として、
環境や社会など、他人から承認・評価を受けるという事に対して
高い欲求をお持ちであることが多いです
単純化すると、「褒められたい」「肯定されたい」
「認められたい」というような、いわゆる承認欲求ですね
目標(山の頂上)を見つけて上っている最中は
アドレナリンがドバドバ出ます
ついに頂上に着き、目標を達成したとき
今度は報酬系のドーパミンがドバドバ出ます
(この反発で副作用的に起きてしまうのが、おっしゃっている燃え尽きですね)
そうして成り上がったりのしあがったりした結果、
人の上に立てば立つほど、苦情や非難が集まりやすくなる一方で
近しい人たちにとっては、その存在感は当たり前のものになり
わざわざ褒められる機会は少なくなっていくのがふつうです
そうすると、承認されたいという力の欲求が満たされなくなり
お手軽に満たす手段として、新規不純異性交遊がセレクトされたり
身近な人間へのコントロール欲求が暴走して
パワハラを働いたり、モラハラがにじみ出たり
欲求が“渇き”の状態になると、こじれてしまいがちです
(要注意!)
そこで、海沿いさんの現状にフォーカスします
>周囲から見れば恵まれている方だと思います。
>でも、自分の中に達成感がありません。
思うに海沿いさんは、夢を叶えるという目的達成のために
無意識あるいは意識的に、我慢してきた部分があるはずです
遊びに使いたい時間も、安らぎたいと感じていた時でも
グッと踏ん張って、無我夢中に走ってきたんですよね
その生き方は誰にでもできるものではありません
まずは頑張ってきた自分の事を、自分の目で見て認めてあげましょう
>「このまま死ぬまで同じ毎日なのかな」と考えると、急に怖くなります
推測ですが、今の海沿いさんは
疲れと燃え尽きによってナーバスモードに入っています
あなたの手元では、叶えた夢が続いていて
家族がそばで日々を過ごしています
新しい目標ややってみたいことを見つけるエネルギーが
一時的に底をついているので
自分に「快」の感覚を与えられる行動を探し、
回復に集中して下さい
そうしてチャージが完了すれば、あなたはいずれ必ず次の山を見つけます
人よりも力を発揮する能力を持っている方ですから、
「同じ毎日を続ける」という能力には欠けている可能性の方がよほどありえます
見誤らず生きてくださいね😊
どうすればチャージできるのか?というピンポイントなご相談には
カウンセリングが有効かもしれませんね
ぜひ、根本要因と対策を探すお手伝いをさせて下さい🔍
山登りは6合目までが限界で、
まだ見ぬ新しい山を見るのが好きな佐々木からの回答でした🏔




