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『モラハラ』といえば、”夫から妻が”受けるイメージがあると思います。

ですが、”妻から夫への”モラハラがあるのをご存じでしょうか？

妻からの心無い言動に傷つき、長い間誰にも相談できずに

うつ病になってしまったり、離婚を考えたりする方も多いのです。

家庭内で夫が妻から受けるモラハラは認知されず、世間では「よくあること」として軽く扱われがちです。

たとえば「話しかけても無視される・避けられる」「〈子供と妻〉と〈夫〉で生活リズムが違う為に休みの日でも存在をないようなものの様に扱われる」とか

ほかにも「ハゲ」とか「キモイ」のような、夫を否定する言葉をかけるなど

こんなことは「どこの家でも一緒」と、深刻な問題としてみられないことが多いんですね。

だからこそ、妻から夫へのモラハラは表に出にくい問題となっています。

そして、モラハラ被害を受ける夫は、”我慢してしまう性格”の方が多い傾向にあります。

言い争いをしたくないために、妻に自分の想いを伝えたり、「間違っている」と指摘することができず

”自分が我慢すればいいんだ”と溜め込んでしまうのです。

中には我慢を続けるうちに　「自分が悪いんだ」　「自分のせいで妻を怒らせている」と

まるで洗脳されたようになって、モラハラから抜け出せなくなってしまう方も…。

そうして我慢しているうちに心が耐えきれなくなり、別居や離婚を選んでしまうのが事実です。

 

カウンセラー　渡部